2015年09月24日

しみかんの八王子日記 ? 今日からお襁褓を

9月19日、今日からオムツを穿かない。

昨日、管が三本抜けて、ようやく自力でおしっこをして、水も飲めるようになった。
なかなか素晴らしいように思えるが、実際は、
忘れかけていた微弱な尿意を感じると、
もしかしてトイレに行かなくちゃと電動ベッドの背をおこして、もそもそと座りなおし、
まだ右腹から出ている管(赤い液体が出てくる)とそれを受ける袋あり、
それを左手の点滴のポールに引っ掛けて、
足を下ろし、ようよう立ち上がり、
ポールを押して、トイレによっちらよっちら。
しかも、二本の管ありながら、紙コップで毎回おしっこの量を計らねばならないのだ。
セ〜〜フ!
そして、今回は、終わってから、まだ心配でつけていたオムツを、いざパンツにはきかえてきたこの孤独なる奮闘・・・。
どキュメンラリー班、しゅつろうせよ!

そしてベッドに戻ってよっこらしょとすわってみれば、急にクシャミが!
腹が破れたか!と思ったけど、ようやく落ち着いてきた。
手術は成功しているらしい。
朝日が昇ってしばらく経った。
ルルドの泉の水をいただいて、また夢想の時間に戻ろう。 7:25


窓の外は中央高速を行き交う車のライト。
けっこう長い1日が暮れて、あっという間の1日。
レントゲン撮影から始まって、結果的にはこの病棟6周(1周135m)以上、合計1q近く歩いてるか。
ほんとうに少しだけど、昼から重湯やポタージュなどが出るようになった。
意識も少しハッキリしているか。
この朝までと、この差やいかなる。
しかし、また夢想の時間がやってくる。20:25

iPadから発信
posted by しみかん at 13:26| 日記

2015年09月23日

しみかんの八王子日記 ?

管を何本も打ち込まれているので、
只管打坐ならぬ只管打寝か。

時間が実に遅々と進む。
もう夜明けかと思えば、déjà vuだったのか、
まだまだあけない。

ウトウトとして夢の中で何かを食べてしまい、あ、いけなかったんだと何回も起きる。

手術翌日の昨日、
かわいい看護婦さんが、がんばって歩きましょう!と言ってくれるのでやってみたけれど、
痛み止めの薬のせいか、頭がゴールデン街のクラクラで、
一度挫折して、夕方再挑戦してようよう6階病棟一周150メートル。
今日の一周はずいぶんましになって、背中も少し伸びたように思ったけれど、
さっき執刀医が来て、「一周だけですか?」

動け!
起き上がるのに、まだ自分の腹がどこにあるのかわからない。
とりあえずベッドの上で、手と足首で、場踊り!

9.16 18:56


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posted by しみかん at 21:28| 日記

しみかんの八王子日記 ?

八王子の病院に籠って一週間あまり、
みなさまにご心配をおかけしながら、何をやってるんだと思われるかもしれませんが、
ご報告代りに、徒然に書いたものを少しずつここに送ってみようかと思います。
良いチームに恵まれ、幸い経過は良好で、まもなく退院して自宅療養に移る予定です。
みなさま、ありがとうございます。

まずは手術の当日の朝から。

9.14

5時過ぎに、昨夜の下剤が効いて、出た!
6時半過ぎに看護婦さん来て浣腸!
ヒゲを剃り、歯を磨き、荷物を整理。
点滴も入り、手術着に着替えて、準備完了。
手術着の中に穿くT字帯とは、ふんどしのことなり。
浣腸は即効!
おへその掃除も昨日看護婦さんが。

さて、少し時間あり。
「原民喜全詩集」がこの夏、岩波文庫から出ている。
この前、高円寺の書店で発見。

『碑銘』
遠き日の石に刻み
砂に影おち
崩れ堕つ 天地のまなか
一輪の花の幻

これは広島の原爆ドームのそばの原民喜の詩碑に刻まれている。
巻末に丁寧な年譜もあり。

さて、かみさんもきた。
一応手術は3時間くらいと言われている。
そのあとはICUかな。全身麻酔は初めて。
どのくらいで意識がどうなるのか。

腹がへってきたな。
うーん、しばらく食えないのか。
ひと月アルコール飲んでないせいか、血圧がひどく正常なのだ。

行ってきまーす!
8:34
posted by しみかん at 17:59| 日記

2015年02月06日

ボストンの夜は また更けて

まもなく当地時間午後11時。
昨日までは郊外のY邸にお世話になっていたが、今夜から市内のホテルに。先ほどチェックイン。
昨夜からの雪も昼過ぎには上がって、今は月がきれいに。路肩の小さな雪山は車の雪だるま。今夜は放射冷却で明日の朝は零下18℃とか。
部屋に入って、あれと思ったら、窓が開いている!
急いで閉めて、スチームのコックを開く。なんだかしょぼしょぼと雨が降っているような音がする。
しかし、こちらは雪が降っても結構乾燥している。あまり普段水を飲まない私だけど、ついペットボトルの水を飲む。
あら、天井のファンが回っている!どこだスイッチは? ああ、これだ。


まもなく当地時間午前2時。
ふと目覚めて、トイレに。このホテルは、各階共用バス・トイレ。つまり部屋には無いので、ふと何もつけずに寝ていた身にはちょっと面倒で、ついでにシャワーをと、シャツとズボンに裸足で行くが、シャンプーないので、おしっこだけで、ふとそのまま帰ってくる。
もしかしてシャボンセットの販売機でもあるのかしらん。はたまた、この雪の積もった外の通りの向いに見えるセブンイレブンまで行くのかしらん。まずはまた寝よう。


当地時間午前4時を過ぎて。
先ほどから寝たような寝てないだけれど、また起きて、まあいいかとバスタオル腰に巻いただけでトイレに行ってみる。今度は座る方。いつも朝起きてすぐ行くが。形状色など食べ物のせいだろう、ずいぶん違う。
シャワーも浴びてくる。しかし、水がなかなか熱くならない。待ちきれずに水浴びて帰ってくる。
窓ガラスが曇っている。凍っているところもあり、スチームの栓をまた回す。
さて、こちらではYさんのベンツで色々なところの下見・打ち合わせなどに連れて行ってもらっているが、昨日私をボストン美術館に落としたあと、パンクしたとかで、迎えに来てくれた車は、30マイルしか走ってないというまったくの新車!そのベンツ、とても素晴らしい乗り心地であったのだが、今朝私の荷物をトランクに入れて出発し、途中で修理が終わったとの連絡があり、ディーラーに行って元の車に替えてきたが・・・。
そのあと領事館など周り、夕食をゆっくりして、このホテルに着き、トランクを開けて、あっ!そうだ!
さて、トランクはいかが相成りますでしょうか。 この続きはさてさて、またのお楽しみ!

早朝ながら、またのおやすみなさい。
posted by しみかん at 19:00| 日記

2014年11月09日

南京日記2014.11 その6 南京朗読劇場 白拍子

11.9 その二



電話で「今日の入りは1時と言っていたけれど、1時半でいいですよ。」とあって、先
ほど「種があるけどおいしい。」と信さんが部屋にみかんを二つ届けてくれた。

しばらくして、この7階の窓から信さんが劇場へ行かれるであろう姿が。



お客なしの南京朗読劇場4日目を終えて、ミカンを頂く。

本当に種いっぱいだけど、おいしい。



南京朗読劇場

会場:錦江之星JinjiangInn 南京新街口朝天宮西街店 708号室

時間:不定

入場料:なし

読み手:清水寛二

作品

1. 中里恒子作『墓地の春』

2. 石川淳作 『焼跡のイエス』

3. 原民喜作 『夏の花』

4. 坂口安吾作『桜の森の満開の下』

(台本は、岩波文庫「日本近代短編小説選昭和篇2」による)



たまたまこちらに来る前日に本屋に寄ったら、この本の『夏の花』が出ていたので買
い求めてきた。

部屋にいる時間があったので、1篇ずつ声に出して読んでみた。

夜読んだこともあったので周囲の部屋の方々にはご迷惑をおかけしたかもしれない。

あとの続編は日本にて。



今日は『桜の森の下の満開の下』

いきなり能が出てくる。

「能にも、さる母親が愛児を人さらいにさらわれて子供を探して発狂して桜の花の満
開の林の下へ来かかり見渡す花びらの陰に子供の幻を描いて狂い死にして花びらに埋
まってしまう(このところ小生の蛇足)という話もあり、…」



「白拍子」も出てくる。

女が言う。

「今夜は白拍子の首を持ってきておくれ。とびきり美しい白拍子の首だよ。舞いを舞
わせるのだから。私が今様を唄ってきかせてあげるよ。」

今まで何人もの首を取ってきた男だが、結局、男は、取ってこなかった。



よかった、私が今度その美しい白拍子をやるのだから。

ああ、しかし、私がやる白拍子も、もしかしたら、惨殺されていたのかもと・・・。

「佛御前」―『仏原』。



さて、劇場へ出発。

朝ごはんこのホテルで食べてみたけれど、あんまりおかずがなく、お粥と小豆粥と炒
飯と万頭と、はは、食べ過ぎ食べ過ぎ、ぎっちょんちょん。

さて心残りの無いように、途中ラーメンを仕込んでから入ろうか。



公演の成功を!




posted by しみかん at 12:59| 日記