2015年09月23日

しみかんの八王子日記 ?

八王子の病院に籠って一週間あまり、
みなさまにご心配をおかけしながら、何をやってるんだと思われるかもしれませんが、
ご報告代りに、徒然に書いたものを少しずつここに送ってみようかと思います。
良いチームに恵まれ、幸い経過は良好で、まもなく退院して自宅療養に移る予定です。
みなさま、ありがとうございます。

まずは手術の当日の朝から。

9.14

5時過ぎに、昨夜の下剤が効いて、出た!
6時半過ぎに看護婦さん来て浣腸!
ヒゲを剃り、歯を磨き、荷物を整理。
点滴も入り、手術着に着替えて、準備完了。
手術着の中に穿くT字帯とは、ふんどしのことなり。
浣腸は即効!
おへその掃除も昨日看護婦さんが。

さて、少し時間あり。
「原民喜全詩集」がこの夏、岩波文庫から出ている。
この前、高円寺の書店で発見。

『碑銘』
遠き日の石に刻み
砂に影おち
崩れ堕つ 天地のまなか
一輪の花の幻

これは広島の原爆ドームのそばの原民喜の詩碑に刻まれている。
巻末に丁寧な年譜もあり。

さて、かみさんもきた。
一応手術は3時間くらいと言われている。
そのあとはICUかな。全身麻酔は初めて。
どのくらいで意識がどうなるのか。

腹がへってきたな。
うーん、しばらく食えないのか。
ひと月アルコール飲んでないせいか、血圧がひどく正常なのだ。

行ってきまーす!
8:34
posted by しみかん at 17:59| 日記

2015年02月06日

ボストンの夜は また更けて

まもなく当地時間午後11時。
昨日までは郊外のY邸にお世話になっていたが、今夜から市内のホテルに。先ほどチェックイン。
昨夜からの雪も昼過ぎには上がって、今は月がきれいに。路肩の小さな雪山は車の雪だるま。今夜は放射冷却で明日の朝は零下18℃とか。
部屋に入って、あれと思ったら、窓が開いている!
急いで閉めて、スチームのコックを開く。なんだかしょぼしょぼと雨が降っているような音がする。
しかし、こちらは雪が降っても結構乾燥している。あまり普段水を飲まない私だけど、ついペットボトルの水を飲む。
あら、天井のファンが回っている!どこだスイッチは? ああ、これだ。


まもなく当地時間午前2時。
ふと目覚めて、トイレに。このホテルは、各階共用バス・トイレ。つまり部屋には無いので、ふと何もつけずに寝ていた身にはちょっと面倒で、ついでにシャワーをと、シャツとズボンに裸足で行くが、シャンプーないので、おしっこだけで、ふとそのまま帰ってくる。
もしかしてシャボンセットの販売機でもあるのかしらん。はたまた、この雪の積もった外の通りの向いに見えるセブンイレブンまで行くのかしらん。まずはまた寝よう。


当地時間午前4時を過ぎて。
先ほどから寝たような寝てないだけれど、また起きて、まあいいかとバスタオル腰に巻いただけでトイレに行ってみる。今度は座る方。いつも朝起きてすぐ行くが。形状色など食べ物のせいだろう、ずいぶん違う。
シャワーも浴びてくる。しかし、水がなかなか熱くならない。待ちきれずに水浴びて帰ってくる。
窓ガラスが曇っている。凍っているところもあり、スチームの栓をまた回す。
さて、こちらではYさんのベンツで色々なところの下見・打ち合わせなどに連れて行ってもらっているが、昨日私をボストン美術館に落としたあと、パンクしたとかで、迎えに来てくれた車は、30マイルしか走ってないというまったくの新車!そのベンツ、とても素晴らしい乗り心地であったのだが、今朝私の荷物をトランクに入れて出発し、途中で修理が終わったとの連絡があり、ディーラーに行って元の車に替えてきたが・・・。
そのあと領事館など周り、夕食をゆっくりして、このホテルに着き、トランクを開けて、あっ!そうだ!
さて、トランクはいかが相成りますでしょうか。 この続きはさてさて、またのお楽しみ!

早朝ながら、またのおやすみなさい。
posted by しみかん at 19:00| 日記

2014年11月09日

南京日記2014.11 その6 南京朗読劇場 白拍子

11.9 その二



電話で「今日の入りは1時と言っていたけれど、1時半でいいですよ。」とあって、先
ほど「種があるけどおいしい。」と信さんが部屋にみかんを二つ届けてくれた。

しばらくして、この7階の窓から信さんが劇場へ行かれるであろう姿が。



お客なしの南京朗読劇場4日目を終えて、ミカンを頂く。

本当に種いっぱいだけど、おいしい。



南京朗読劇場

会場:錦江之星JinjiangInn 南京新街口朝天宮西街店 708号室

時間:不定

入場料:なし

読み手:清水寛二

作品

1. 中里恒子作『墓地の春』

2. 石川淳作 『焼跡のイエス』

3. 原民喜作 『夏の花』

4. 坂口安吾作『桜の森の満開の下』

(台本は、岩波文庫「日本近代短編小説選昭和篇2」による)



たまたまこちらに来る前日に本屋に寄ったら、この本の『夏の花』が出ていたので買
い求めてきた。

部屋にいる時間があったので、1篇ずつ声に出して読んでみた。

夜読んだこともあったので周囲の部屋の方々にはご迷惑をおかけしたかもしれない。

あとの続編は日本にて。



今日は『桜の森の下の満開の下』

いきなり能が出てくる。

「能にも、さる母親が愛児を人さらいにさらわれて子供を探して発狂して桜の花の満
開の林の下へ来かかり見渡す花びらの陰に子供の幻を描いて狂い死にして花びらに埋
まってしまう(このところ小生の蛇足)という話もあり、…」



「白拍子」も出てくる。

女が言う。

「今夜は白拍子の首を持ってきておくれ。とびきり美しい白拍子の首だよ。舞いを舞
わせるのだから。私が今様を唄ってきかせてあげるよ。」

今まで何人もの首を取ってきた男だが、結局、男は、取ってこなかった。



よかった、私が今度その美しい白拍子をやるのだから。

ああ、しかし、私がやる白拍子も、もしかしたら、惨殺されていたのかもと・・・。

「佛御前」―『仏原』。



さて、劇場へ出発。

朝ごはんこのホテルで食べてみたけれど、あんまりおかずがなく、お粥と小豆粥と炒
飯と万頭と、はは、食べ過ぎ食べ過ぎ、ぎっちょんちょん。

さて心残りの無いように、途中ラーメンを仕込んでから入ろうか。



公演の成功を!




posted by しみかん at 12:59| 日記

南京日記 2014.11 その5 届くか届かないか

11.9



今朝は曇り。

昨日出かけに雨が降っていたので、近所の小さな雑貨屋さんで傘を買ったら、それか
ら止んでしまって・・・。



今日は朱鷺フェスティバル最終日。

それぞれのグループが作ってきた作品を上演する。

7作品。(チラシがしみかんサイトに掲載される予定)



昨日はリハーサルがあり、昆劇院李院長主催の宴会があり、昆劇院の定例公演の観劇
あり。



宴会!

食べきれないほどの美味しい料理!

白酒(43度)の乾杯!

それからの観劇!

酔眼に世にも美しい世界が広がる。

コウタ君に似た李院長のお弟子さんの道化役あり。ぜひいつか共演を。



私は『駅2014』佐藤信作・演出のパートT。

ほぼ昨日のリハーサルで、流れは決まっているのだけれど、細部は任されている。

出をどうしようとか、あそこはどうだとか、昨夜ホテルに帰ってから今朝までぐじぐ
じと思っているのだけれど、

まあ、小細工はできないから、すっきり行くしかないよね。

もちろん。

佐藤信師の中にきちんとした能あり。

私の身体の中の能ってなんだということか。

田中泯師の「行きつ戻りつ」も思いつつ。

ちなみに、衣装は、私は黒紋付・袴で、相手役の徐思佳さんは白い昆劇の水袖のある
伝統的女衣装。



昆劇と能・狂言、組踊も、ルーツは同じ、アジアの芸能。



しかし、どうしてしみかんサイトが見られないのかな。

どうもメールも、来ているはずのものが来てないような気がする。

フェイスブックからのメールで、お知らせありと来るのだけれど、そのお知らせは見
られないのだ。



さて、朝食。ホテルの朝飯はセットになっていないし、行ってなかったのだけれど、
せっかくだから一度このホテルの食堂で食べてみようか。

そして、昼に例の道端のラーメンで。




posted by しみかん at 09:58| 日記

2014年11月08日

南京日記2014.11 その4 ピンダ!

11.7



夜に入って小雨。

朝は窓に露がついていたので結構冷え込んでいたか。



日課になっている『駅2014』午後の稽古。

今日は夕方は結城座、結城孫三郎さんと数馬さんの一般公開のデモンストレーション
あり。

そして夜が、昆劇院の若手による新作『319-回首紫禁城』(何回かやっている。
以前にも1度拝見)。

会場はすべて昆劇院内の劇場「蘭苑劇場」。



昼飯は行き路にラーメンで、晩飯は帰り道に青菜牛肉かけごはん。

それぞれ間口2間あるかという小さな食堂。

合わせて20元ほど。1元は17円ほどと聞いているので、今日の食費は340円く
らい。

あ、それに水のペットボトル一つと「雪花ビール」1本たして、10元ほど。

食堂でビール頼むときは、「ピンダ!」と頼むこと。

「冷えたやつ!」



昆劇院の若手は、この前も横浜・バンカートでのダニー・ユンさん(香港の演出家・
私も『霊戯』で出ました)の作品に出演していたが、

もしコメントを求められたら、

「すばらしい花が咲きましたね。この若手たちをトレードして連れて帰りたいです。

こういう本当に育って行こうとする若手を大きな目で見て育てている南京昆劇院と南
京という地に敬意を表します。

日本人として、この南京でこの人たちと同じ舞台に立てるという天の導きに感謝しま
す。」と。



佐藤信さんは彼らにも率直な意見を。

基本的にはすごくよくなったということと、戯曲などいくつかもう一つ工夫すれば
もっとよくなるのではないかという提案。

こういう師を持つことの幸せ。

ちなみに『仏原』にもいらしていただけます。



『駅2014』3部作も皆さん素晴しいので、わたしも一緒に乗せてください。



そして、明日もどこか場所を見つけて『仏原』やります。



そう、今日午前中は『長崎の聖母』のニューヨークバージョン台本の整理を少ししま
した。

この公演の詳細も今決まってきています。




posted by しみかん at 00:46| 日記