2017年12月31日

武満さんと

image1.JPG大晦日、近所のお蕎麦屋さん、大菊さんで、紅白、映っていた。
郷ひろみが歌っている!

武満徹さんと相対したのは、篠田監督の「槍の権左」の中での謡のシーンがあるから行ってと、荻原達子さんに言われて、その収録に早稲田のアバコスタジオに行った時。

「何を謡いましょうか?」
「何でもいいです。」

むむ。

砧の砧の段を謡った。

「いかがでしょうか?」
「けっこうです。」

「こいつ、下手くそだな」と思われたでしょうね。

槍の権左が、郷ひろみさん。

これ、やっぱり、観世榮夫が謡ってたら変だよね。
下手くそをよこしてくださいとまでは言われなかっただろうけれど、そういうことだったんだろうな。

立花隆さんの「武満徹・音楽創造への旅」、僕にしては久しぶりに分厚い本を読んでいる。
観世寿夫のところも過ぎ、60年安保のところも過ぎ、ジョン・ケージや草月ホールのところも過ぎ、
ようやく尺八の横山勝也さんと琵琶の鶴田錦史さんの「ノーベンバー・ステップス」のところに。

来年4月に、銕仙会能楽研修所舞台で、このお二人がなさった武満さんの「エクリプス」を、中村明一さんと鶴田鶴城さんに演奏していただきます。

エクリプスー蝕。
月は満月に近づいている。








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posted by しみかん at 23:08| 日記

2017年10月11日

遊行柳が聞いている

寝待ちの月もはや中天にかかって、外は虫の音。
金曜日に迫ってきた『遊行柳』だけど、高橋悠治・アキご兄妹のそれぞれ新しいCDのピアノも聞けば聞くほど迫って・・・。
柳の老翁が舞うのは、サティのジムノペディ?サラバンド?
風に吹かれて口ずさむのは、ジュ・トゥ・ヴー?
帰り行く後ろ姿に聞こえてくるのは、タケミツさんのゴールデンスランバー?


銕仙会10月定期公演
10月13日(金)18:00開演
水道橋  宝生能楽堂
狂言『呂蓮』野村万作
能『遊行柳』清水寛二
      笛:一噌庸二   小鼓:幸清次郎  大鼓:柿原崇志  太鼓:小寺佐七
      こちらの囃子もきっとずっと聞いていたい。


posted by しみかん at 01:08| 日記

2017年02月22日

『昭君』と禅竹『歌舞髄脳記』

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禅竹の『歌舞髄脳記』に、『昭君』の記載あり。



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第四 雑体



王昭君  閑花風 麗体



仙人の折る袖にほふ菊の露 うちはらふにも千代は経ぬべし



また此心。



道ののべの野原の柳萌えにけり あはれ昔の煙くらべや



此風姿、殊に祖父曲風之一流を残す。

一姿・一音・一踏の妙所あり。



―――――――――――――――――――――



祖父は金春権守。

『昭君』は古風な作風を残す。

古名『王昭君』。

「柳の能」とも「鏡の能」とも。



「かの昭君の黛は 柳の色に匂いしも 春や繰るらん糸柳の 思い乱るる折ごとに」





*「金春禅竹を読む」

第三回 歌舞髄脳記 その二

2017年2月28日(日) 14時より

銕仙会能楽研修所にて

参加費1000円(当日受付にて)



*能『昭君』

2017年3月11日(土) 13時開演

国立能楽堂三月普及公演

シテ:清水寛二・観世銕之丞



詳細はhttp://shimikan.com



なお、『昭君』のチケットは国立能楽堂のホームページでは満席になっていますが、
少しならば清水が持っていますので。




posted by しみかん at 11:36| 日記

2016年01月13日

「冬の旅は素敵だ!」その2 松浦鉄道と大村湾

長崎空港からANA666便に乗って羽田に向かっている。
今朝は、松浦鉄道佐世保中央駅から佐世保駅まで、これがまったく残念なことに、たった一駅だけではあったが、松浦鉄道に初めて乗ることができた。150円。
少し晴れ間も出たので、JRでハウステンボスまで行き、そこから船で大村湾を突っ切って空港へ向かおうと思ったのだけれど、ハウステンボスの中、船着き場まで行くのに入場券が要る!
外から歩いてはいけないらしい。間に合わない・・・ので、空港行きのバスに乗る。まあこれはこれで、高速を通らず下の道だったのでよかった。

一つ年を重ねての初めての旅は、佐世保行き。
市役所とアルカスSASEBOを訪問。1月後の来月11日にここでお話をする打合せ。
まあ、お話だけなら下見も必要ないかもしれないけれど、佐世保の文化創造についてがメインのテーマらしいのでは、その空気に触れておかねばならない。
内容はまたいつか。

佐世保では、是非お会いしたい人がいた。
浦上天主堂で「長崎の聖母」を初演した時の天主堂の主任司祭、平野勇神父。
佐世保にいらっしゃるとだけ聞いていたのだけれど、鹿子前(かしまえ)教会にいらした!
本当にしばらくぶりにお会いでき、このところのご報告もできた。
ちょっと肩の荷が降りたね。

ああ、富士山、伊豆半島過ぎた。
富士山、雪少ない!
大島上空。
まもなく降下かな。

冬の旅、続きます。

2016・1・13



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posted by しみかん at 15:20| 日記

2016年01月09日

新シリーズ「冬の旅は素敵だ!」その1

先月は、「劇場は素敵だ」シリーズをやってみた。
実際にブログに書けたのは少なかったけれど、
定員30人のところから千人以上のところまで、11公演を観ることができた。
それに対して自分が出た公演は三つ!
売れてないね。
まあ、よかよ。

さて、今は広島の三原からの帰り、福山でのぞみに乗り換え、新横浜に向かっている。
三原市芸術文化センターポポロホール
「高橋アキの現在+佐藤祐介〜シューベルト、サティ、ビートルズのピアノ世界」
http://mihara-popolo.com

新シリーズ第一弾、あまり気を入れると続かないのでかるくいきましょうかね。

始まる前に少し時間あったので駅から港や町を少しまわってみると、
「瀬戸内海の玄関口 タコのまち三原」!
残念、今度はゆっくりタコのために来よう(^◇^)
それに“醉心”もこちらでしたね。
心おきなく呑めるようになって、是非またの機会を。
今日のお土産は、もみじ饅頭とアキさんのサイン入りCD「AKI TAKAHASHI plays TAKEMITSU」。
サティ、冬の旅の始まり、始まり!

2016.1.9
posted by しみかん at 18:58| 日記