2017年10月11日

遊行柳が聞いている

寝待ちの月もはや中天にかかって、外は虫の音。
金曜日に迫ってきた『遊行柳』だけど、高橋悠治・アキご兄妹のそれぞれ新しいCDのピアノも聞けば聞くほど迫って・・・。
柳の老翁が舞うのは、サティのジムノペディ?サラバンド?
風に吹かれて口ずさむのは、ジュ・トゥ・ヴー?
帰り行く後ろ姿に聞こえてくるのは、タケミツさんのゴールデンスランバー?


銕仙会10月定期公演
10月13日(金)18:00開演
水道橋  宝生能楽堂
狂言『呂蓮』野村万作
能『遊行柳』清水寛二
      笛:一噌庸二   小鼓:幸清次郎  大鼓:柿原崇志  太鼓:小寺佐七
      こちらの囃子もきっとずっと聞いていたい。


posted by しみかん at 01:08| 日記

2017年02月22日

『昭君』と禅竹『歌舞髄脳記』

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禅竹の『歌舞髄脳記』に、『昭君』の記載あり。



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第四 雑体



王昭君  閑花風 麗体



仙人の折る袖にほふ菊の露 うちはらふにも千代は経ぬべし



また此心。



道ののべの野原の柳萌えにけり あはれ昔の煙くらべや



此風姿、殊に祖父曲風之一流を残す。

一姿・一音・一踏の妙所あり。



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祖父は金春権守。

『昭君』は古風な作風を残す。

古名『王昭君』。

「柳の能」とも「鏡の能」とも。



「かの昭君の黛は 柳の色に匂いしも 春や繰るらん糸柳の 思い乱るる折ごとに」





*「金春禅竹を読む」

第三回 歌舞髄脳記 その二

2017年2月28日(日) 14時より

銕仙会能楽研修所にて

参加費1000円(当日受付にて)



*能『昭君』

2017年3月11日(土) 13時開演

国立能楽堂三月普及公演

シテ:清水寛二・観世銕之丞



詳細はhttp://shimikan.com



なお、『昭君』のチケットは国立能楽堂のホームページでは満席になっていますが、
少しならば清水が持っていますので。




posted by しみかん at 11:36| 日記

2016年01月13日

「冬の旅は素敵だ!」その2 松浦鉄道と大村湾

長崎空港からANA666便に乗って羽田に向かっている。
今朝は、松浦鉄道佐世保中央駅から佐世保駅まで、これがまったく残念なことに、たった一駅だけではあったが、松浦鉄道に初めて乗ることができた。150円。
少し晴れ間も出たので、JRでハウステンボスまで行き、そこから船で大村湾を突っ切って空港へ向かおうと思ったのだけれど、ハウステンボスの中、船着き場まで行くのに入場券が要る!
外から歩いてはいけないらしい。間に合わない・・・ので、空港行きのバスに乗る。まあこれはこれで、高速を通らず下の道だったのでよかった。

一つ年を重ねての初めての旅は、佐世保行き。
市役所とアルカスSASEBOを訪問。1月後の来月11日にここでお話をする打合せ。
まあ、お話だけなら下見も必要ないかもしれないけれど、佐世保の文化創造についてがメインのテーマらしいのでは、その空気に触れておかねばならない。
内容はまたいつか。

佐世保では、是非お会いしたい人がいた。
浦上天主堂で「長崎の聖母」を初演した時の天主堂の主任司祭、平野勇神父。
佐世保にいらっしゃるとだけ聞いていたのだけれど、鹿子前(かしまえ)教会にいらした!
本当にしばらくぶりにお会いでき、このところのご報告もできた。
ちょっと肩の荷が降りたね。

ああ、富士山、伊豆半島過ぎた。
富士山、雪少ない!
大島上空。
まもなく降下かな。

冬の旅、続きます。

2016・1・13



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posted by しみかん at 15:20| 日記

2016年01月09日

新シリーズ「冬の旅は素敵だ!」その1

先月は、「劇場は素敵だ」シリーズをやってみた。
実際にブログに書けたのは少なかったけれど、
定員30人のところから千人以上のところまで、11公演を観ることができた。
それに対して自分が出た公演は三つ!
売れてないね。
まあ、よかよ。

さて、今は広島の三原からの帰り、福山でのぞみに乗り換え、新横浜に向かっている。
三原市芸術文化センターポポロホール
「高橋アキの現在+佐藤祐介〜シューベルト、サティ、ビートルズのピアノ世界」
http://mihara-popolo.com

新シリーズ第一弾、あまり気を入れると続かないのでかるくいきましょうかね。

始まる前に少し時間あったので駅から港や町を少しまわってみると、
「瀬戸内海の玄関口 タコのまち三原」!
残念、今度はゆっくりタコのために来よう(^◇^)
それに“醉心”もこちらでしたね。
心おきなく呑めるようになって、是非またの機会を。
今日のお土産は、もみじ饅頭とアキさんのサイン入りCD「AKI TAKAHASHI plays TAKEMITSU」。
サティ、冬の旅の始まり、始まり!

2016.1.9
posted by しみかん at 18:58| 日記

2015年12月13日

《劇場は素敵だ! 12〜7》 バロックオペラ 『妖精の女王』 久しぶりの北とぴあ

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12.13 北とぴあ さくらホール

最寄駅JR京浜東北線・地下鉄東京メトロ南北線 王子駅

http://www.kitabunka.or.jp





14:00開演

北とぴあ国際音楽祭2015

オペラ『妖精の女王』

作曲:ヘンリー・パーセル

台本:作者不詳(エルカナ・セトル?)/台本翻訳:大橋マリ

原作:ウィリアム・シェイクスピア『夏の夜の夢』(小田島雄志訳)



指揮:寺神戸 亮

演出:宮城 聡



合唱・管弦楽:レ・ボレアード

俳優:SPAC

歌手:波多野睦美(メゾソプラノ)

   エマ・カークビー(ソプラノ)

   ケヴィン・スケルトン(テノール)

他 (すみません、キャスト・スタッフ大勢なので略させていただきます。)



かつて北とぴあでは毎年能の催しをやっていた。ずいぶん久しぶり。

この国際音楽祭が20周年だとのこと。入れ替わりだったのだろうか。

バロックオペラは初めてかな。

正式には「マスク」とか「セミ・オペラ」という形式の「劇付帯音楽とオペラの中間
的存在」作品で1692年の作品。

セミオペラと言っても上演時間休憩入れれば3時間半くらいか、結構なボリューム。

大きなホール満員で、宮城さんの演出、刺激的でした。

これならまた次回も来ようと思いますね。

この前上野の文化会館へ行ったら、大ホールがすごい人で、何かとおもったらマリエ
ンスキー・バレーだった。

どうして能にそういうお客様の華やかさがないのだろうと思ったけれど、それは能を
演じる側・興業側の問題なのだな。

今日見てもわかる。



波多野睦美さんは妖精やジュノーの役素晴らしかったです。

6月の静岡音楽館でのオペラ『ポポイ』でご一緒でしたが、同じくその時のSPACの小
長谷勝彦さんや武石守正さんも劇中劇の職人たち役で出てられて、

客席で会ったテノールの大槻さんと楽屋へ。





そう、この劇場シリーズ、本当は吉祥寺シアターの『幻祭前夜』を、そして銕仙会12
月定期公演も取り上げなければならなかったのだが、

ちょっとやり損なってしまっていました。

『幻祭前夜―マハーバーラタより』16日まで、好評上演中です。

ぜひどうぞ!

http://kikh.com/mahabharata




posted by しみかん at 22:09| 日記